あすわマヤセミナー
マヤ文明

メキシコ南東部、グアテマラ、ユカタン半島など中米(メソアメリカ)を中心として栄えた文明です。

300年から900年頃までマヤは隆盛の時代を迎えますが、900年頃を境に人口が減少し徐々に衰退していき、1400年頃トルテカやアステカ文明へと移り変わりますが、1519年スペイン人の侵略によりアステカ文明は破壊され、言葉もスペイン語に変えられたため、マヤ文明に関する資料・言葉も失われていきました。



天文学の優れた知識

マヤ文明では太陽や月の運行だけでなく、太陽黒点や肉眼では見ることができない海王星や冥王星の存在を知っており、惑星の周期などについて詳細なデータを持っていた記録が発見されています。このデータは現代の天文学が明らかにした数字とほとんど誤差がありません。
マヤ文明はすでに億単位を使いこなし、ゼロの存在を知り、小数点以下の計算までできていたこともわかっています。ステラと呼ばれる碑文からは、4億年前の日付が記されており、彼らの歴史観がとても壮大であることがわかります。



マヤカレンダー

伝統的なマヤのカレンダーは20種類あり、用途に応じて使い分けていました。
代表的なものはマヤの神聖暦ツォルキン・カレンダー(260日周期)と、太陽暦ハアブ・カレンダー(360日周期+5日)です。

【神聖暦ツォルキン:260日暦】
 13日が20サイクルする260日周期のカレンダー

【太陽暦ハアブ:19ヶ月暦】
 20日が18ヶ月ある360日周期+5日(4年に一度6日)のカレンダー
  20日×18ヶ月=360日+5日(ワイエブ月)=365日

【カレンダーラウンド:1周期52年】
 ツォルキンとハアブ暦の組み合わせをカレンダーラウンドと呼びます。
 両方が同じ日付となるまでには18980日経過しなければなりません。
 これは太陽年の52年に相当します。
 


なぜ今マヤカレンダーを使うのか

ほとんどの人は何の疑いもなく、グレゴリオ暦の人的なカレンダーを使い、自然のリズムではなく、人現にとって都合のいい時間に同調して生きています。
けれども、ツォルキン暦を意識して使うことで、宇宙のリズム、自然のリズムを取り戻していくことができます。

現在「マヤ暦」として広く使われているものは、ホゼ&ロイディーンによって1990年に創られたカレンダー13の月の暦」は混同されているのが現状です。
正確に言うと「13の月の暦」はマヤ暦ではありません。「13の月の暦として現代に甦った、現代版マヤ暦ツォルキン」と言うのが正しいでしょう。


現実社会で生きていくには、世界共通のグレゴリオ暦は必要なものです。今までの生活を続けていきながら、現代によみがえったツォルキン暦を同時並行で使うことで、宇宙のリズムに同調しながら現在を生きていくことができます。



ツォルキンサウンド・メディテーションとは

私はツォルキンカレンダーを、宇宙が奏でている音楽を記した楽譜だと捉えています。
1日1日、銀河は色々なメロディーを奏でていて、4日、13日、20日、52日と旋律を変えながら260日で1つの小節が終わり、そしてまた新たな旋律が始まるのです。
マヤ暦の中に5125年の長期暦があり、文明の周期を表すものといわれています。5つの文明で1周期とされ、26000年という極めて長期的な文明周期を示しています。
銀河は26000年かけて1つの大曲を奏でている・・・そんな壮大で荘厳な世界をこのカレンダーから感じています。

マヤの世界観から見ると、私たちの人生は一瞬のようなものですが、今日という1日がこの壮大な音楽を作っています。銀河が奏でるメロディーを感じ、ともに謳い踊るように日々を過ごせたら、どんなに素敵なことだろうと思います。

音は周波数でありエネルギーです。私たち一人ひとりも固有の周波数を持っていますから、同調したり共振し合います。時には不協和音を起こすこともあるでしょう。
瞑想を通して銀河が奏でる音の周波数にチューニングし、瞑想で感じ得た宇宙のリズムや、調和・楽しさ・静けさ、情熱・・・といった様々な感覚・体感を日常生活の中でも体現していけるようにします。

5つの城と20のウェイブスペル
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